私は毎年地元の看護学校の授業を6コマ担当しています。
早いもので7年目を迎えます。
神経系の授業を担当していますが、解剖から疾患の話まで6コマで納めきれない膨大な量です。
早いもので7年目を迎えます。
神経系の授業を担当していますが、解剖から疾患の話まで6コマで納めきれない膨大な量です。
毎年①コマは解剖 ②コマは症状 ③コマは検査 ④コマは脳血管疾患 ⑤コマは脳外科疾患 ⑥コマは神経内科疾患という順序で進めています。
今日は④コマでしたので、脳血管障害の話をしてきました。
毎回、くも膜下出血ではプロ野球巨人軍のコーチで以前の広島市民球場で守備練習中に倒れた木村拓也コーチの話をします。5-6年前の出来事ですので、生徒さんは皆さん印象深く聞いてもらえます。
またYou tubeでもまさにくも膜下出血をおこして転倒する木村コーチの映像が残っていますので、それを見てもらうようにしています。
毎回、くも膜下出血ではプロ野球巨人軍のコーチで以前の広島市民球場で守備練習中に倒れた木村拓也コーチの話をします。5-6年前の出来事ですので、生徒さんは皆さん印象深く聞いてもらえます。
またYou tubeでもまさにくも膜下出血をおこして転倒する木村コーチの映像が残っていますので、それを見てもらうようにしています。
彼は大変素敵で心を震わすプロ野球選手でした。
現役時代、キャッチャーがケガで誰もいなくなって、自分がやるしかないといって10年ぶりにキャッチャーで登場し、延長戦の場面を切り抜けた試合などは超感動ものです。
現役時代、キャッチャーがケガで誰もいなくなって、自分がやるしかないといって10年ぶりにキャッチャーで登場し、延長戦の場面を切り抜けた試合などは超感動ものです。
治療の甲斐無く、残念にも亡くなりはしましたが、彼の倒れる様は生徒さんの心を震わせ、くも膜下出血の怖さをしらせるいい教材として使わせていただいております。
先日も当院にくも膜下出血の患者さんが来院されました。
夜2時頃、寝ていて突然の頭痛で目が覚めたが、その前後の記憶が無いと話していました。
その後も、一時たりとも頭痛がやむことはなく、夜も眠れません。薬も効きませんとおっしゃてました。
話を聞いた瞬間、「くも膜下出血だと思います。」と答えましたが、MRI上もその通りの診断でした。
夜2時頃、寝ていて突然の頭痛で目が覚めたが、その前後の記憶が無いと話していました。
その後も、一時たりとも頭痛がやむことはなく、夜も眠れません。薬も効きませんとおっしゃてました。
話を聞いた瞬間、「くも膜下出血だと思います。」と答えましたが、MRI上もその通りの診断でした。
歩いてくるくも膜下出血をwalking SAHと呼んでいます。
おそらくくも膜下出血の1割は今回の症例のように歩いて診療所を受診されるものと思います。
当院も1年に1人のペースでくも膜下出血の患者さんが来院されますが、おおむね今夏の患者さんのような病歴で来院されます。
おそらくくも膜下出血の1割は今回の症例のように歩いて診療所を受診されるものと思います。
当院も1年に1人のペースでくも膜下出血の患者さんが来院されますが、おおむね今夏の患者さんのような病歴で来院されます。
人生最大の頭痛=くも膜下出血
常に頭痛外来では、「くも膜下出血」じゃないよねと考えながら拝見する。
鉄則ですが、またまた頭にこびりついた経験でした。
鉄則ですが、またまた頭にこびりついた経験でした。
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