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今回も新しい研究報告からのお話です。

報告者:Dr.Kenneth Mandato(Albunny Medical Center)

学 会:Interventional Radiotherapy Meeting 2015

要 約:片頭痛または群発性頭痛と診断された患者112人(平均約45歳)を対象に、試験参加前に疼痛レベルを1~10の標準的尺度で示してもらったところ、平均8以上であった。全員に、鼻孔からカテーテルを鼻腔まで挿入して翼口蓋神経節という神経中枢にリドカインによる治療を行った。

処置後、片頭痛の平均疼痛レベルは約8から4近くまで低下した。疼痛スコアは処置1週間後にやや上昇し、1カ月後には平均5超となった。7人(約6%)はmeritを得られなかったが、被験者の88%は処置後、標準的な鎮痛薬をさほど必要としなかったと報告した。

1回の外来治療で最大1カ月間、偏頭痛レベルを約35%軽減できることが示唆されたという。


 まあ。これは群発頭痛の患者さんで、武田のベンザスプレーを点鼻すると群発頭痛が改善するという話が随分以前からあります。実際、今はイミグラン注射を施行する人が大半だと思われますが、それ以前にはよくやられた方法です。
 このベンザスプラーには、この学会発表と同じリドカインが入っていますので、この民間療法的な治療方法が学問的にも証明されたということだと思います。
 これは医学論文ではなく、学会発表ですので、症例数が増えて医学論文になれば楽しみな治療方法の一つになる可能性があります。