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 今日はアメリカの片頭痛のガイドラインが変更になったことについてのお話です。

 米国頭痛学会ガイドライン委員会は、片頭痛の急性期治療薬のエビデンスレベルをまとめた“Evidence Assessment”をHeadache(2015; 55: 3-20)に掲載した。
 片頭痛治療に関しては米国神経学会(AAN)が2000年にガイドラインを発表。その後,急性期治療に関する大規模ランダム化比較試験が数多く実施されたこと、この間に有効性の評価基準に変更があったことなどから、今回改めて各治療薬のエビデンスを評価したと説明している。

 まあ内容をみても現在の日本の片頭痛診療レベルとみても大差ない改訂です。日本ではありえない薬も有効だと記載されているのもあれば、日本では5種類のトリプタン(イミグラン・ゾーミッグ・レルパックス・マクサルト・アマージ)が使われていますが、アメリカではそれ以外にもalmotriptanとfrovatriptanの2種類が発売されているようです。

 こちらの2剤のトリプタンについては、私の知る限り日本での発売予定はないと思われます。それよりもおそらく、このブログでも紹介しましたトリプタンよりも上の次元で効果が出る片頭痛薬が先に世の中にでるのではないかと思われます。

 またこの論文の中に記載していることで最も重要なことは
 アメリカでは成人における片頭痛や重症の頭痛の罹患率(調査前3カ月間)が2012年の調査で14.2%に達していたという。特に18~44歳の女性では同罹患率が高いこと,2005年から12年にかけて,全体的な罹患率に大きな変化はなく,依然として同国の公衆衛生における大きな問題となっていることなども報告されているということです。

 アメリカでは日本以上に片頭痛が大きな頭痛のタネのようです。