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 今日は上記のようなタイトルで、タイトルどおりの話です。
ここのところも当院の新患頭痛患者さんの15-20%は薬物乱用頭痛です。
増えてもないし、減ってもない状況が続いています。

 最近も「~~頭痛」というTV番組があったようで、それを見て自分は薬物乱用頭痛ではないかと言って来院される患者さんがいらっしゃいました。

 私自身は医療バラエティー番組に対しては基本的に否定的な態度です。
いい点をあげるとすると、本来医療機関にかからないタイプの患者さんが、TV番組をみることで医療機関へ足を向けるようになれれば、それは大変立派なことだと思います。

 その患者さんも、そういうタイプでしたが、やはり心配になって来院されました。毎日ロキソニンを飲む薬物乱用頭痛患者さんでした。
 最近の傾向として、薬物乱用頭痛は①イブ ②ナロンエースというのが代表的な薬剤でしたが、ナロンエースを抜き、イブの牙城に迫り、今はイブを抜いて一番多い原因薬剤になってきています。

 これはロキソニンに薬物乱用頭痛になる原因があるわけではありません。ロキソニンの知名度であり、ロキソニンの効果であり、信用度でもあるわけです。これが、ロキソニンを購入することが増えて、最終的に薬物乱用頭痛になっているわけです。精神病理はどの薬剤でも一緒です。

 以前も書きましたが、鎮痛剤を購入する際に最大錠数入っている箱をまとめ買いする購入者の90%以上が薬物乱用頭痛だったという報告があります。
 一度にたくさん買えないようにすることと、鎮痛剤の箱にはタバコと同様に警告文を載せる必要があると常々考えています。どちらか一方ではなく、両方することでひどくならないで受診に繋げれるようになるのではと考えています。
 
 どうでしょうか?