今日は最近の新しい研究報告からです。
ノルウエーからの論文です。
ノルウエーからの論文です。
発表者:Hagen K et al.
雑 誌:Cephalalgia(34): 327-335, 2014.
タイトル:頭痛は認知症の危険因子になるのか?
結 論:頭痛もちとアルツハイマー病の間には有意な関連性はなかった。
ただし、脳血管性認知症については2.3倍危険性が高い。
ただし、脳血管性認知症については2.3倍危険性が高い。
私なりの解釈ですが、片頭痛と脳梗塞については有意な関連性があるとの報告があります。ですから、他の人より脳梗塞になりやすい。なので脳血管性認知症になりやすいということだと理解しています。
この片頭痛と脳梗塞の因果関係については、いろいろな問題があり、なかなか簡単に答えられるもんだいではなく、今後の研究の成果を期待していますが、いずれにしても頭痛は普段からしっかり治療しておいたほうが、もしくはきちんとしたコントロールをしておいたほうがいいといのは間違いないようです。
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