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現在、盛岡で頭痛学会総会中です。
盛岡は九州に較べて随分寒い。キリッとした寒さです。
さてさて盛岡駅裏の立派な施設「アイーナ」で行われました。
今日もたくさんの知識を仕入れてきたわけですが、まずは地域格差についてお話します。
片頭痛は国でも差があり、日本の中でも差があるようです。
具体的にはドイツ、韓国、ペルーでは20%以上の有病率です。
日本では1997年に8.4%の有病率と言われています。
カナダは15%、アメリカは11%と日本よりは高い有病率です。
サウジアラビアは3%、エチオピアは3%、香港では1.5%。
決して医療水準の高さだけではないのです。香港は比較的に医療水準たかいのですが、この結果です。民族性だけでも解決できないようです。
日本の中でも差があります。
これは頭痛専門医の数のバラツキが影響している可能性があります。
関東>禁忌>中国>九州>東海>四国>北海道>北陸
という結果のようです。
我が九州は、福岡・熊本・鹿児島は頭痛専門医が比較的多いのですが、佐賀・長崎・熊本・宮崎などは少ないので、このような結果なのかもしれません。
見れる医師が多いと、有病率があがる。見れる医師が少ないと有病率が上がらない傾向にあるのかもしれません。
難しい問題ですね。地域格差は、、、。
頭痛だけの問題以外でも地域格差が言われていますので、仕方ないのかもしれません。