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 片頭痛が初発する時期としては10歳代が最も多く、続いて20歳代、そして0-9歳になり、30歳代の順番で、40歳以降の片頭痛の発症は極めて稀です。

 子供さんの場合にはその子供さんの成長・発達にもよるのですが、通常は年齢ではなく2次性徴の有無と症状によって子供の片頭痛・大人の片頭痛だと話したりします。

 子供さんの片頭痛ですと、急に始まって急に改善する。3時間以内が多い。前兆はあまりない。平日午前中が多く、頭痛以外の症状(腹痛など)もめずらしくありません。また母親が片頭痛であることが大変多いのが特徴です。

 大人になると、3時間で改善することはまずありません。また子供さんの場合にはカロナールやブルフェン(イブプロフェン)が効果的なことも多くみられます。

 しかし、身長でいえば150cm 体重なら40kgを越えた頃に概ね2次性徴を迎える頃というわけですが、こうなると今までと同じようにはいかなくなります。

 例えば3時間以内では頭痛が収まらない。午後でもよくおこる。頭痛以外の症状がでなくなる。何よりカロナールやブルフェンなどの薬が効かなくなるということになります。

 そうなりますと徐々に治療も子供versionから大人versionへ変えないといけません。
予防薬もペリアクチンからミグシスやデパケンなどを使わないと行けなくなったり、頓挫薬についてもトリプタンを使わないと効果が出にくくなることがあります。

 おおまかな目安として2次性徴の有無もしくは150cm40kgを目安にしています。