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片頭痛の頓挫薬「トリプタン」ですが、患者さんの中には1ヶ月10回もしくは、それ以上使用する患者さんがいらっしゃいます。
問題となるのは薬物乱用頭痛です。
通常日本では、市販薬で薬物乱用頭痛になることが圧倒的に多く、続いてNSAIDs(ロキソニン・ボルタレン・カロナールetc.)で、トリプタンでの薬物乱用頭痛は少ないと言われています。
実際私も外来である程度話をしていますので、そのような患者さんはほとんどいません。
薬物乱用頭痛ではないのに、1ヶ月10回ちかく、場合によっては10回以上使う患者さんがいるのです。
①頭痛はまさに片頭痛であり
②内服すると確実に内服効果があり
③連用しても効果があまり減弱しない
④毎月使う数は安定している。(増減が少ない)
⑤トリプタンを使わないとひどい頭痛で日常生活に支障をきたしてしまう
⑤トリプタンを使わないとひどい頭痛で日常生活に支障をきたしてしまう
こういう患者さんです。
だいたいきまった頃に受診され、薬さえあれば大丈夫で、かつ内服する回数が増えることがないという感じです。私はこれはこれでありだと考えています。
しかし保険適応的には1ヶ月10回までにするような規則がありますので、10回を越えられると我々は困るものなんです。10回ある患者さんを減らすには
①予防薬を開始する。
②トリプタンの種類を変更する
③併用薬を検討する
こういう所を工夫することで減ることがありますが、トリプタンの変更については好みもありますので、慣れたトリプタンから変更したがらない患者さんもいらっしゃいますので難しいところです。
何かいい方法はないものか思案中です。
具体的な方法で保険適応外の治療であれば、方法はあるのですが、決定的な方法がないのが現状です。