前回のブログでコメントいただきまして誠にありがとうございました。私自身も患者さんにとっては、当たり前だと思われる事なのかもしれませんが、大変勉強になりました。

 さて今日は「頭痛外来をさまよう患者さん」というタイトルにしました。

 当院に頭痛で医療機関にかかるの初めてという患者さんも多くいらっしゃいますが、2ヶ所目、3ヶ所目という患者さんも珍しくありません。
 当地は比較的都会に位置しますので、同業者(頭痛を診ていただける医療機関)もたくさんいらっしゃいます。複数の医療機関を受診される患者さんは、お薬手帳を持参される患者さんも多く、今までの医療機関や処方薬もわかることが多くあります。

 患者さんを拝見すると診断も同じで、治療方法も基本的には大きな変化はないものです。

 もちろん診断が全く違うケースもあります。多くは緊張型頭痛の診断されていた人が片頭痛というケースで、片頭痛の診断が実は群発頭痛というのが次に続きます。そういう場合には診断を正確に伝えることがかなり治療がうまくいくケースだと考えます。

 同じ診断のケースの場合で、また異なる医療機関を受診される場合は純粋に、second opinionというケースもありますが、大半は不満なので変わるというケースです。
 例えば
 ①よく説明してくれない
 ②話を聞いてくれない
 ③薬が多い
 ④頭痛が改善しない
 ⑤相性が悪い

 こういう理由が多いようです。
 私としては④が一番多いのかと思いましたが、多くは①~③です。

 聞いてくれないし、説明もなく、薬だけ多くて効かないというケースもあります。

 頭痛診療はやはり、最初の病状の説明、薬の説明などに時間がかかります。何か所も受診した患者さんには、できるだけ納得いく説明しますが、そこで患者さんが満足していただけると治療が速やかにうまくいくケースが多いようです。

 やはり聞く・相手の立場を理解する・シンプルな処方で効果をみる

 こういうことが大事なようです。
 口で言うはやすく、おこなうは難しです。
 頑張っていきたいと思います。