今日は片頭痛の予防薬であります「ミグシス・テラナス」についてです。
1999年だったと思いますが、この薬が使えるようになりました。昨年デパケンが片頭痛の予防薬として認可されましたが、それまでは「ミグシス・テラナス」が唯一の片頭痛予防薬でした。
作用機序としてはCa拮抗剤というタイプの薬で、降圧剤に使われる機序の薬になります。
ですが、片頭痛の予防療法として使う量では血圧が下がることはありませんので、安心して使えます。
Ca拮抗剤は血管を拡張させる機能がありますので、血管反応性をcontrolします。また神経伝達物質の抑制作用もありますので総合的に作用して、片頭痛の程度・頻度を落としてくれる作用があります。
ですが、片頭痛の予防療法として使う量では血圧が下がることはありませんので、安心して使えます。
Ca拮抗剤は血管を拡張させる機能がありますので、血管反応性をcontrolします。また神経伝達物質の抑制作用もありますので総合的に作用して、片頭痛の程度・頻度を落としてくれる作用があります。
いつも言うのですが、薬を飲むだけではなく生活上の注意をしていただくことで大体、痛む頻度が3割くらい減って、痛さも3割程度楽になる感じだと考えていただければ結構です。
もちろん個人差が大きく、ベタ減りする患者さんもいれば、あまり変化ない患者さんもいます。
私は個人的には若いsimpleな片頭痛には効果が確実にあると考えています。
副作用も少ないので、入門編の予防薬と言うことでもあります。
私は個人的には若いsimpleな片頭痛には効果が確実にあると考えています。
副作用も少ないので、入門編の予防薬と言うことでもあります。
朝1T、夕1Tの1日2回投与ですが、1Tで効果がある患者さんは、2Tずつ内服でも効果がupしますので、1日4T使用している患者さんも結構いらっしゃいます。
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