「試してがってん」放送以後、最初の2週間ほどではないが、ポツポツ患者さんがいらっしゃる。
残念ながら清水・平田らが提唱する「脳過敏症候群」ではない患者さんが大半である。
私は知らなかったが一般患者さん向けに清水先生は2種類の本を出されているようです。
私は知らなかったが一般患者さん向けに清水先生は2種類の本を出されているようです。
私自身もNHKという大変影響力ある国営放送での番組に対して、このような患者さんに日の目があたり、解決できる患者さんもいうことで一定の理解を示してきました。しかし、結果としてどうだったでしょうか?!
Happyになれた患者さんは1割程度で、失望した人が7-8割はいらっしゃたのではないでしょうか?反響が大きいのは事実で、期待していた人も多くいらっしゃったわけですが、実際の脳過敏症候群ってそこまでは多くないわけです。しかし、窓口を大きく広げた説明で症状の何かがかぶっていればその病気だと思っていらっしゃるのが現実です。
「脳過敏症候群」をみてくれる医者がいなさすぎると言われた患者さんがいらっしゃいました。残念ながら私が見る限り「脳過敏症候群」ではなく、自律神経障害だと思われる患者さんでした。その患者さんは頭痛学会のHPを頼りに近くの医療機関を受診しているそうです。持ち上げられて、たたき落とされたような感じでしょう。
難しいですね。
全否定するつもりはないが、もう少し本筋が固まってからでもよかったのではいかと思う次第です。
全否定するつもりはないが、もう少し本筋が固まってからでもよかったのではいかと思う次第です。
先日の日本頭痛学会でも私の発表の次の演題であった寺本先生が真っ向から反対するような演題を発表されていたのを思い出し、難しさばかりが去来します。
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