10/25・10/26と埼玉で行われた日本頭痛学会に行って参りました。
 
 最近はどの学会でもそうなんですが、木曜日・金曜日とか金曜日・土曜日に行われることが大半でして開業医は参加するのが大変難しくなってきています。
 勤務医の先生は代わりがいることが大半ですが、開業医にはそれができません。
 何とか頭痛学会だけは毎年と思って10/25を休みにして参加してまいりました。
 
 今年は大きなテーマは「頭痛と自律神経」ですが、テーマに沿った演題は多くありませんでした。
 また昨年に比べますと
 ①デパケンが片頭痛の予防療法の適応がとおりましたので、その関連演題がみられた。
 ②RCVSという比較的新しい疾患概念があるのですが、それについての報告が多かった。
 というような印象です。
 
 また今年は参会者が例年よりも少ない印象でしたし、大御所の先生よりは若手の先生が増えた印象です。
 
 私も初日に発表してきました。「薬物乱用頭痛は虚血性変化が強いのか?」という演題です。
 結局のところ片頭痛と比較して、変化ないという結論です。
 私自身はあまりできがよくなかったのですが、フロアからの質問もあって、ホッとしています。
 
 来年も同じ時期にあるようです。また1年しっかり診療して来年発表できるように備えていきたいです。