お盆の期間に入りましたね。
実は診療所はあけています。昨年も一昨年も8/14まであけてまして、今年もあけています。
この時間にブログを書けるほど暇で~す。(汗)
そういうことで今日のネタですが、タイトルどおり。
「一番軽い薬」という言葉の問題点についてです。
来院される患者さんに「お薬のんでいるものありますか~?」とお尋ねしますと
「血圧の薬。一番軽いのを飲んでいます。」 とか
「糖尿のけがあるので、やさしいとを飲んでいます。」などと答える患者さんの多いこと多いこと、、、。
まず言いたい。
血圧の薬に効果の強い・弱いを示す基準はありません。
以前も例の「一番軽い・・・」と言って内服されていたのがノルバスク5mgだったり、ディオバン80mgだったりします。いずれも日本でも大変よく売れていて降圧効果の強い薬になります。おそらく処方を開始する際に医者が患者さんを心配させないように「一番軽いのを出しておきましょう~」などと言われるのだと思います。それを患者さんがが記憶されて言われるのだと思いますが、私はこのような言い方は非常に問題ありと思います。
理由として
①このように言われる患者さんの多くは病識がない患者さんが多い。
②治療に熱心でないことが多く。
③厳格な治療を拒否されるケースが多い。
というように個人的には考えます。
最初の導入は、どのようなケースでも難しいと思われます。
しかし本人に現状をきちんと把握させないまま導入すると余計に大変です。
ここらあたりを一考していただければと思いつつ診療しています。
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