日々頭痛診療は奥が深いと感じる毎日を送っています。
私は慢性頭痛の患者さんによくいう言葉があります。
「私は1-2回の受診できちんと診療することはできません。」
「頭痛診療は医者と患者さんの共同作業です。」
「自分の頭痛の専門家になってください。私はそのお手伝いをさせてください。」
などとよく言います。
ある先生に「3ヶ月で治してあげるからと言われて通院しているんですけど・・・」という患者さんがみえられました。もう1年ほど通ってらっしゃるそうです。
私は決してその先生のやり方が間違っているとは思いません。
ただ、医者だけが頑張ればいいものだとは思いません。患者さんにtry&errorしながら、いい方法を一緒に探していくものだと考えています。
「100人の頭痛患者さんがいれば、100種類の頭痛があり、同じ症状でも同じ治療法が必ずうまくいくというわけにはいかないものです。」
そのようなことを思いつつ診療させていただいています。
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