キムタクコーチが亡くなられて数日が経ちます。
 
 先週はうちの診療所には脳ドックやMRIの問い合わせが普段の数倍あってました。
 それと同時に普段はあまり多くない30~40歳代の患者さんの受診が増えています。
 口々にキムタクコーチの話がでてきます。
 
 TVでも特別な前兆がないこと、脳ドックくらいしか予防できる方法がないことを言ってますので、受診につながっているようです。
 以前、小渕首相がなくなった時、長嶋監督が倒れた時など一過性に受診が増えたことがありましたが、いずれも同世代の方ばかりで、特異な感じはありませんでしたが、今回ばかりは37歳と働き盛りの年齢だけに若い人の受診に繋がっているようです。
 
 まあ私も世代的に近いので受診される患者さんのお気持ちは十分理解できます。
 
 しかし、まあ本当に受診が必要な患者さんは意外に受診しないのが世の常でもあります。
 
 これを機会に自分の体を見つめなおすいい機会になっていただければ、亡くなられたキムタクコーチのためにもなるのではないかなあと考えています。