今日は最近の片頭痛の新しい知見です。

 昨年もこの話が論文ででましたのでご紹介したと思いますが、その続きの話です。

 米アルバート・アインシュタイン医科大学のRichard B Lipton氏らは,前兆を伴う片頭痛の急性期治療のための新しい携帯型単一パルス経頭蓋磁気刺激(sTMS)装置を用いた。
治療後2時間,24時間,48時間でも優れた効果が認められ,有害事象の発生率や程度には違いが見られなかったと報告した
(The Lancet Neurology 3月4日オンライン版)。

 この治療方法は難治性のうつ病でも効果がある方法で、引き続き治験が行われています。

 片頭痛にもどうもいいだろうという話なのですが、日本ではこの方法は全く取り入れられていません。まあ恐らく日本という国は恐ろしいほど治験のやりにくい国ですからね、経頭蓋磁気刺激なんてとんでもないと厚生労働省のお役人はそう思われているものと思います。

 しかし、ちかじか その厚生労働省から薬物乱用頭痛についての通達がでるという話を聞きました。若干遅いのですが、われわれの地道な努力がやっと厚生労働省に届いた感じで大変うれしいです。