当院にいらっしゃる頭痛の患者さんの3割は薬物乱用頭痛です。

 最近、私が患者さんに説明しているのは
 「なぜあなたの頭痛は鎮痛薬が効かなくなったのかわかりますか~?」とまず聞きます。

 「わかりません」とか「薬の飲み過ぎだからでしょう~」と答えます。

 もちろん それはそれでいいんですけど最近はこのように答えています。

 「あなたが鎮痛剤を内服しすぎて、もうこれ以上あなたの身体が薬を飲まないでと悲鳴をあげてるんですよ!」

 「薬を飲んで効果があれば、どんどん薬を飲むでしょう。そして、知らないうちにドンドン体が悪くなっていくんですよ。そうならないうちに薬をやめて欲しいと体が叫んでいるんですよ~!」

 「それでも まだ薬をのみますか?」

 「今の状況に目を背けず、自分自身を見つめてください」

 「そして、これでいけないと思ったら逃げずに薬を断ちましょう~!」

 「今逃げても、決して状況は回復しません。もっと悪化するだけです。絶対逃げてはダメですよ。逃げて困るのはあなたです。ですから決して逃げないで自分自身を見つめてください。」


 このような話をします。
 流涙する人もいます。
 また熱すぎると煙たがられる人もいます。
 でも、これが真実なのです。
 ですから切々と訴えています。