第14回国際頭痛学会がアメリカのフィラデルフィアで行われました。

 私も以前から腹部片頭痛は自家中毒、周期性嘔吐症、自律神経障害などと誤解されていることが多く、小児科の先生にもあまりに認識されていないだろうと思ってました。今回そのような発表がありました。

 腹部片頭痛は悪心、食欲不振、蒼白、および時折の頭痛を伴い、1-72時間持続する正中線、臍周囲、または局在のはっきりしない中等度から重度の疼痛のエピソードを特徴としています。 
 
 Lewis博士らは、腹部片頭痛の基準を満たしている可能性のある患者の割合を明らかにするため、カルテの見直しを通じて、病院の小児胃腸科クリニックにおいて再発性腹痛の患者を評価した。適格患者は慢性腹痛の原因が明らかでない患者のうち20例(4.4%)が腹部片頭痛の診断基準を満たし、さらに11%は腹部片頭痛の可能性が高いものと思われた。

「したがって、腹性片頭痛を有する可能性がきわめて高く、クリニックで曖昧な診断を受けて見捨てられている、こうした大きな小児のサブグループがある」とLewis博士は述べている。腹性片頭痛の正しい診断を行えば、さまざまな片頭痛治療薬がこれらの小児に対して利用できることになるとLewis博士は付け加えている。

 ということで予想されたような発表のようでした。

 自家中毒、周期性嘔吐症などとずっと診断されている患者さんは片頭痛が隠されているの可能性がかなりあるということです。 やっぱりか?!