患者さんが来院されると問診の際に、既往歴つまり今まで何の病気にかかったかを必ず聞きます。

 その時よく聞くのが、このメニエール病です。
 皆さん気軽な感じでメニエール、メニエールと答えていますが、難病だということを全くご存じなくてびっくりします。

 頻度は人口10万人あたり15~18人の病気なのに、自己申告メニエールは100倍程いるぐらいの感覚に感じます。

 三大徴候:聴力低下・耳鳴り・回転性めまい

 これらの症状が反復して、症状がゆっくり悪化する病気で、5人に1人は聴力をなくしてしまうという怖い病気なのです。

 ですが、患者さんたちにとっては気軽にメニエール・メニエールと言われてますのでびっくりするわけです。

 少なくとも私は専門家ではないので、メニエール病という診断をつけることもないので問題ないのですが、一、二度の診察で簡単に診断できるものではないと思ってほしいのです。

 往々にして回転性のグルグルまわるめまいが出たなら「メニエール」と簡単に診断することが一番の問題なのだと思います。

 メニエール病は耳鼻科に行かないとなかなか診断がつきませんし、治療できない病気なのです。