インフルエンザ予防接種の患者さんが多く、最近は子供さんの片頭痛を多く拝見しています。

 子供の片頭痛では、片頭痛でありながら頭痛がほとんどなく、顔面蒼白・腹痛・嘔吐・下痢などの消化器症状が前面にでる患者さんがいらっしゃいます。

 頭痛がなくて腹部症状だけですので腹部片頭痛とも呼ばれます。

 このタイプは8割が母親もしくは父親、兄弟に片頭痛の既往があり。
 ほぼ全員が突然に顔面蒼白になって症状が出現し、早ければ1時間。多くは3時間以内で症状が改善するのが特徴です。

 内科や小児科で精査されても異常所見はなく、盲腸と間違われて手術されたり、小学生で大腸ファイバーされて過敏性腸症候群と呼ばれたりすることも多いようです。

 周期性嘔吐症とは親戚みたいなものとも言われています。

 高校生くらいになると腹部症状より頭痛がmainになってきますので、時間がずいぶんたってから診断がつくケースも珍しくありません。