3週間前に私の叔母がくも膜下出血になり、手術をしたわけですが、順調に回復して昨日自宅へ退院しました。

 当初は動眼神経麻痺といっまぶたがさがってあけづらく、眼球の動きが制限されて物が二重に見えるなどの症状があったのですが、きれいに改善したようです。また水頭症や脳血管れん縮といったクモ膜下出血に特有の合併症もおこらなかったようです。

 発症から3週間ですし、60代ではありますが非常に順調な回復ぶりで、昨日退院しましたという電話をいただき、私も肩の荷がおりたような気持ちです。

 今までは本当に沢山のクモ膜下出血の患者さんを見てきて、手術して、外来でも経過観察していたわけですが、身内となると話は別ですね。

 クモ膜下出血は今でも40%ちかくが亡くなる大変死亡率の高い病気ですし、突然おこる非常に怖い病気です。最近は脳ドックでくも膜下出血の原因となる動脈瘤を探すということも積極的に行われていますが、それも大事なことになりますね。

 特に近親者にくも膜下出血の患者さんがいる場合には、特に気をつける必要がありますし、場合によっては私も脳ドックを勧めています。叔母の兄弟にも受けるに指導しているところです。

 しかし、いずれにしても元気な姿で退院できて本当によかったです。