レイボー50

[[img(https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif)]]
[
https://sick.blogmura.com/headache/ranking.html にほんブログ村 病気ブログ 頭痛・片頭痛へ(文字をクリック)]
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

本日は新しい片頭痛の薬「レイボー」についてお届けします。

 413日に薬価収載されまして、50mg錠が324.7円。100mg錠が570.9円となりました。

 用法・用量については頭痛発作時に1100mgを経口投与し、
状態に応じて150mgに減量して投与するか、または200mgに増量して投与することができます。


 片頭痛の治療ではトリプタン製剤が広く使用されています。
 トリプタン製剤の問題点としては、脳血管の収縮作用が含まれるために心筋梗塞、脳血管障害、一過性脳虚血発作の既往歴のある患者などは禁忌であり、こうした患者にはトリプタンは使えなかったわけです。

 ところが、このレイボーは血管収縮作用を示さないため、脳梗塞・心筋梗塞などの既往患者さんへの投与も可能となっています。そのため、今までにトリプタン製剤を使用できなかった片頭痛患者へも使うことができるようになり、大変使い安いということになります。

 また、トリプタン製剤では一部の患者さんに副作用として倦怠感・眠気・上半身の絞扼感(締め付ける感)などが使用後30分~2時間30分後くらいにでることが多いわけですが、このレイボーという薬は発現頻度が従来のトリプタン製剤より少ないといった特徴もありますので、副作用でトリプタン製剤が使えなかった患者さんにも安心して使うことができると思われます。

 金額について最も心配されたわけですが、現在トリプタン製剤の先発品が500円前後、後発品は200円前後になっておりますが、100mg錠が通常用量ですので570.9円ですので先発品と同様の価格設定になっております。
 もうトリプタンが高いと思われる患者さんも少なくなっていますが、私が思っていた以上に高く設定されなかったので安心したところです。

  発売時期は未定ですが、6-7月くらいになることが予想されます。
脳梗塞/心筋梗塞などの既往があり使えなかった患者さんや、トリプタン製剤を使うと倦怠感/眠気/絞扼感などの副作用がでる患者さんにも安心して使える薬だと考えています。
  もう しばらくお待ちください。

池田脳神経外科 092-589-0150

池田脳神経外科ホームページ http://www.ikedansc.jp/

池田脳神経外科フェイスブック https://www.facebook.com/ikedansc

頭痛日記  http://headacheikeda.livedoor.blog/

認知症日記 http://dementiaikeda.livedoor.blog/

You Tube(池田脳神経外科公式チャンネル) https://studio.youtube.com/.../UCvzun1zl.../videos/upload...

 

italian study

[[img(https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif)]]
[
https://sick.blogmura.com/headache/ranking.html にほんブログ村 病気ブログ 頭痛・片頭痛へ(文字をクリック)]
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

 

本日はエムガルティのお話です。

当院でも既に40人ちかい片頭痛の患者さんにエムガルティを使ってもらっています。

治験も入れますと60人ちかい患者さんとなります。

 

長い人では、治験で1年半。昨年4月の発売で1年。都合2年半ほど使った患者さんがいらっしゃることになります。

 

もちろん、すごく効果があった人。平均的に効果が出た人。

残念ながら十分な効果がでない人も事実いらっしゃいます。

 

私の拙い経験では、どんな人が効いて、どんな人が効かないかを論ずるには、もう少し時間がかかります。

現時点で私の経験で言えることは片頭痛発作回数の少ない人は良く効く。トリプタン製剤が効く人は良く効くです。

 

また、精神疾患を合併した慢性片頭痛の患者さんは効きが悪い。

そんな印象を持っております。

そんな中でおもしろい論文がありましたのでご紹介します。
イタリアからの論文になります。この論文はイタリアの頭痛患者さんの多い施設での慢性片頭痛患者さんにエムガルティを使って効果がよかった人の特徴をあげてくれています。

   片側の頭痛であること

   肥満がないこと

   トリプタン製剤の反応がいいこと

そういうものがある人は慢性片頭痛の患者さんでも効果がいいことを報告しています。

太っているとおなかの脂肪組織から分泌されるサイトカインが悪影響を及ぼすことで効果が落ちるという話ですし、片側の片頭痛というのは三叉神経第I枝領域の片頭痛はCGRP放出が多いことが報告され、その関連があるのではないかと言われているようです。

何れの結果も普段の外来で経験するものと大きな変化がないので、実感しやすい結果だと思います。この点を私なりに外来での一つの観察ポイントとしたいですし、効きにくい患者さんにはdietを進めていきたいと思います。

 またこの論文はエムガルティを使った患者さんの報告ではありますが、クラスエフェクトと言いまして、同系統の薬剤、例えばアジョビ・アイモビーグについても同様のことが言えるのではないかと考えています。

池田脳神経外科 092-589-0150

池田脳神経外科ホームページ http://www.ikedansc.jp/

池田脳神経外科フェイスブック https://www.facebook.com/ikedansc

頭痛日記  http://headacheikeda.livedoor.blog/

認知症日記 http://dementiaikeda.livedoor.blog/

You Tube(池田脳神経外科公式チャンネル) https://studio.youtube.com/.../UCvzun1zl.../videos/upload...


[[img(https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif)]]
[
https://sick.blogmura.com/headache/ranking.html にほんブログ村 病気ブログ 頭痛・片頭痛へ(文字をクリック)]
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。


本日は、タイトルのようなお話です。
昨年、エムガルティ・アイモビーグ・アジョビという名前の薬が発売されました。

片頭痛患者さんの頭痛回数が減り、今までにない画期的な薬剤となりました。

しかし薬価が極めて高いという問題点がありました。
これら3剤とも抗体医薬という分野の薬剤であり、
薬には商品名(一般名)という二段階の表記がなされまして
エムガルティ(ガルカネズ
マブ)と記載します。

一般名の~~マブと記載されるものが抗体医薬というものになります。
これは片頭痛だけでなく、リウマチ・癌など多様な分野の治療薬にもなっていますが、
いずれの分野でも~~マブは高価な薬剤です。

まら薬値は2年に1回4月に改訂されます。
今年がその2年に1回の年で、3剤ともに気持ちだけ安くなります。


1)エムガルティ ()が以前の価格です。
●オートインジェクター44943円(45165円)
●通常の注射剤44811円(44940円)

2)アイモビーグ
41051円(41356円)

3)アジョビ
41167円(41356円)

つまりアイモビーグは約300円安くなりますので、3割負担ですと約90円安くなります。

アジョビは約200円安くなりますので、同じく約60円安くなり

エムガルティはオートインジェクターは変化ありませんが、通常の注射は350円安くなるので、同じく100円安くなる計算です。


つまり誤差の範囲内です。(笑)

次回の改定は2年後ですので、今後もこの価格になります。
次回の改定では是非是非もっともっと安くなって欲しいです。

池田脳神経外科 092-589-0150

池田脳神経外科ホームページ http://www.ikedansc.jp/

池田脳神経外科フェイスブック https://www.facebook.com/ikedansc

頭痛日記  http://headacheikeda.livedoor.blog/

認知症日記 http://dementiaikeda.livedoor.blog/

You Tube(池田脳神経外科公式チャンネル) https://studio.youtube.com/.../UCvzun1zl.../videos/upload...




↑このページのトップヘ