九州では豪雨被害がとまりません。

7月4日(土)は球磨川の氾濫で人吉地方に大きな被害が。

7月6日(月)は筑後川の氾濫で筑後地方~日田にかけてまたまた大きな被害がでています。

毎年のようにおこる「50年に一度の大雨」「命を守る行動」
特に筑後川流域は毎年線状降水帯ができやすく、大雨特別警報がだされます。
治水も進んでいて、被害がでないような取り組みは行われていますが、十分対応できていない。

こうなると頭痛もおこるのです。
いわゆる「爆弾低気圧」にちかい状況で、九州を南北に移動するだけで停滞しているので、トリプタンを飲んでも時間が経過すれえば、また痛くなるを繰り返します。

毎日、片頭痛の患者さんを拝見していますと、おこる日がよくわかる。
同じ日から頭痛が続いているのです。

今週の日曜日まで梅雨前線が居座ります。
当然、片頭痛が続くことが予想されますし、かつ月経と重なれば最悪の展開も予想されます。

天気を変えることはできません。
おこしやすくなる因子を減らして、おこったら早めの内服。
続いても自暴自棄にならず、根気よく続ける。

やまない雨はなく、明けない夜もありません。
心が折れそうになる気持ちを何とか収めて、前をむいていきましょう~!

球磨川筑後川

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今回は抗CGRP療法の治験が終了し、外国人と同じように日本人でも効果があることが証明されたというお話になります。

 既に海外では発売されている薬剤で、
アムジェンという製薬メーカーが日本人の慢性および反復性片頭痛患者を対象にしたerenumab(商品名:aimovig)の第III相臨床試験の結果を発表しました。

 このerenumab
(商品名:aimovig)という薬剤はCGRP受容体を阻害することで片頭痛患者における疼痛を予防できるように特異的にデザインされた完全ヒトモノクローナル抗体で、このブログでも何度も報告している月1回の皮下注射の予防療法の範疇にある薬剤です。


すでにアメリカ、ヨーロッパなどでは成人片頭痛予防薬として承認されています。

 同社が行った52週間の治療期間中に反復性および慢性片頭痛予防におけるerenumab
(商品名:aimovig)の安全性と有効性を評価する第III相ランダム化二重盲検プラセボ対照試験(261例を1:1の割合で4週間に1回のプラセボ皮下投与群とerenumab(商品名:aimovig)70mg)皮下投与群とに無作為に割り付け)。主要評価項目は、二重盲検治療期間の45および6ヵ月における平均の片頭痛日数(MMD)のベースラインからの変化。副次評価項目は、MMDがベースラインから50%以上減少した被験者割合、片頭痛急性期治療薬投与日数の減少が含まれている。


 この試験においては、主要評価項目に加え、副次評価項目であるMMDの平均値がベースラインから50%以上減少した被験者の割合と、片頭痛急性期治療薬の月平均投与日数のベースラインからの減少において、erenumab(商品名:aimovig)投与群ではプラセボ投与群と比較して有意な差を認めた。また、主要評価項目および副次評価項目では、ベースラインと比較して二重盲検治療期間の45、および6ヵ月にわたって有効性を評価した結果、erenumab(商品名:aimovig)の安全性および忍容性は、これまでに得られたデータと一貫していた。


 今後、同社では進行中の第III相臨床試験データの追加解析とともに、11月に行われる第48回日本頭痛学会総会にて詳しいデータが発表される予定です。発売は新型コロナ感染症の影響も看過できないのですが、来年度とされています。

 

 これでまた片頭痛への新たな治療の選択肢が増えることであり、これまでのトリプタンエレヌマブ(商品名:aimovig)での治療を行いながら併用可能ですので、患者さんへの福音になることは間違い有りません。

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本日は「ヨガと頭痛」というテーマにいたしました。

患者さんの中には「ホットヨガ」を行っている人も多く、この「コロナ騒ぎ」でスタジオが休止されていて、困っているという話しも聞きます。

「ヨガ」や「太極拳」などは頭痛にはよさそう~?!というイメージがありますが、その実はよくわかりません。そんなこんなしていたら論文がありましたので、ご紹介します。

雑誌:Neurology2020 May 26;94(21):e2203-e2212.

著者:
 Anand Kumar(インド)

表題:
Effect of Yoga as Add-On Therapy in Migraine (CONTAIN): A Randomized Clinical Trial

目的:
インドの大学病院単独施設で反復性片頭痛を有する患者114例を対象に、従来の医学的治療とそれにヨガを加えた群で、ヨガの片頭痛治療に対する効果を前向き無作為化非盲検優越性試験で検討した(CONTAIN試験)。


結果:従来の医学的治療群と比べるヨガ併用群では、頭痛頻度、頭痛強度、HIT-6のスコア、MIDASスコア、服用錠剤数で有意な低下が示された。


よさそう~?!というイメージ通りの結果でした。やはりインドならではの論文と思います。

ヨガは自分の身体と向きあい、自分の身体との対話だと言われます。

片頭痛治療もそれに近い物があると思っています。そこにゆっくり時間をかけて、筋肉の伸展を図る操作が悪さするとは思えません。

お悩みの患者さんでは、お試しになってみてはいかがでしょうか?!



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