頭痛を主訴にくら患者さんの職種はいろいろです。

 そんな中でも、「美容師」「理容師」さんの割合って多いんですよね。
 
 「美容師」さんは火曜日? 「理容師」さんは月曜日?

 お休みが決まってますから、その日にしか来れません。
 片頭痛の人もいますが、やはり緊張型頭痛が多いように思います。

 緊張型頭痛~まあ肩こりや首のこりからくる頭痛です。~

 朝方はいいんだけど、夕方になると痛みがあり
 後頭部から後頸部にかけての頭重感があり
 入浴や睡眠などで改善し、吐き気はきたしません。
 ひどい場合には浮遊感を伴う軽いめまい症状もおこります。

 やはり「美容師」「理容師」さんは同じ姿勢を続けるし、場合によっては無理な格好でカットするからだと思います。職業病と言えば職業病です。

 一番いい方法はストレッチでしょうね。
 次に筋力をつけるのもいい方法です。
 あとは入浴。プラス ストレッチ。
 最後に薬ですかね。
 
 薬は鎮痛剤より筋の緊張を改善させるミオナールやテルネリンなどをベースに飲んでいただいて、更に症状に併せて他の薬を追加するのが一般的ですね。

 ヤブ医者 決してほめ言葉ではなく、非難される言葉です。

 幸い私は今までに面と向かって患者さんから言われた経験は一度もありませんが、心の中でつぶやかれたり私のいないところで罵倒されたことはかなり多いものと思います。

 私の両親は着物を売る仕事をしていますが、常々お医者さんの奥さんには竹の絵柄の着物は売らないと言っておりました。というのは旦那はヤブ医者。奥さんの着物もヤブ柄と言われるからだと申しておりました。今もそうしているといっておりました。

 最近、高名な脳神経外科医が雑誌のあとがきに「ヤブ医者を目指す」というもの珍しいタイトルの文章がありました。非常に興味深い内容でしたので皆さんにもご紹介いたします。

 「ヤブ医者」が実は名医、良医の意味であることをご存知でしょうか?
どうしても一般的解釈として「ヤブ医者」が下手な医者、いい加減な医者の代名詞になってしまったかはわかりませんが、本来は「ヤブ医者」とは自らの診療外の時間に籠を背負い、「藪」の中に入って薬草を摘み、さらにそれらを薬剤にし、患者の症状にあわせ調合していた医師を示す一種の称号だったようです。現在のように医療が複雑になり、さらに専門分野化している状況ではこのような「ヤブ医者」の存在は不可能ですが、せめて個々の患者さんに見合った治療を行うことは医師として心にとめておくことは大切なことではないでしょうかという文章でした。

 私は「ヤブ医者」とはヤブの中に入ると周りの状況がよくわからなくなるために、患者さんに対しても状況のよくわからないまま治療してしまう下手な医者というように解釈していましたが、本来は個々の患者さんに応じて薬を調合する立派な医者という意味だったようです。

 「ヤブ医者」っていい響きの言葉なんだと改めて感じる今日この頃です。

 皆さんはどう思われますか?

 最近、片頭痛の女性が来院されました。お母さんも片頭痛もちで、自分も片頭痛でした。

 毎日のように片頭痛の痛みを感じていたときにある医療機関を受診され、片頭痛の予防薬(ミグシスorテナラスという薬)を内服され、随分回数が減ったそうです。

 しかし、それでも片頭痛は続いていたようですが片頭痛の頓挫薬(トリプタン)は処方されないままでいたようです。確かに片頭痛薬(トリプタン)は高い。1錠900円を越えます。
 (今年夏にグラクソ社から発売するトリプタンは安いらしいけど、、)

 ですから二の足を踏まれる先生もいらっしゃるのでしょう。

 私は片頭痛と診断したならば必ずトリプタンを処方します。
 そして、1回目には患者さんの負担にならないように3錠だけ処方するようにしています。
 次に受診された際に、トリプタンがいいのか通常の鎮痛剤がいいかを判断していただくようにしていただいています。(もちろんトリプタンを薦めますけど~)

 後は症状を見て患者さんと相談して次からの薬を決めるようにしています。

 やり方はそれぞれで結構なんですが、やはり患者さんにも選択肢を示して、適切な方法を検討することが大事ですよね~。

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