妊娠授乳

[[img(https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif)]]
[https://sick.blogmura.com/headache/ranking.html にほんブログ村 病気ブログ 頭痛・片頭痛へ(文字をクリック)]
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

新年2回目になります。

昨年、エムガルティ・アイモビーグ・アジョビと3種類の薬剤がでて、片頭痛患者さんにとっては大変素晴らしい薬剤の登場になったと思います。

少しずつ、このお薬についてのエビデンスがでてきています。

本日ご紹介するのは上記スライド1枚にまとめましたが、妊娠・授乳期への対応になります。

当然ながら片頭痛は妊娠・授乳期の女性に好発する疾患です。ですので、この問題は切っても切れない関係とも言えます。

エムガルティ・アイモビーグ・アジョビなどの薬剤に対しての確定したデータはない。
②逆に悪影響をきたしたというデータもない。
③そのために使うことが妊娠を継続ならびに授乳することに対して有益であると判断されるときには使っても良い
④欧州頭痛連合の意見は回避したほうがいいということになっています。

つまり、悪影響はないみたいだけど、世の中にでてきて間もない薬で、半減期も長い薬剤なので様子見をしましょう。エビデンスが蓄積されてきて、この問題に答えることができるようになったらお答えしましょうという意味合いです。

玉虫色といえば玉虫色ではありますが、概ね新しい薬剤の妊娠・授乳にかkんしてはこのような答えが多いと思います。

私もしばらく妊娠・授乳に関与しない患者さんを中心に投与していこうと考えています。


池田脳神経外科 092-589-0150
池田脳神経外科ホームページ http://www.ikedansc.jp/
池田脳神経外科フェイスブック https://www.facebook.com/ikedansc
You Tube(池田脳神経外科公式チャンネル) https://studio.youtube.com/.../UCvzun1zl.../videos/upload...

Lasmiditan

[[img(https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif)]]
[https://sick.blogmura.com/headache/ranking.html にほんブログ村 病気ブログ 頭痛・片頭痛へ(文字をクリック)]
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

新年あけましておめでとうございます。
2022年の幕開けです。

2021年は何と言っても「抗CGRP製剤」の発売という新たな時代の幕開けの年でした。
この「抗CGRP製剤」の出現によって大きな進歩をとげました。
この薬によって人生が変わるほどという意見も聞かれます。

さて今年一発目はやはり前向きなpositiveな話にしようと思っています。

恐らく今年の春頃に一般名「Lasmiditan」。商品名「Reyvow」という経口内服薬の発売がありそうです。

この薬は簡単に言うと「副作用の少ないトリプタン製剤」と言えます。

トリプタンの問題点は
①ノンレスポンダー(効きが良くない)の患者さんがいる。

②副作用(倦怠感・眠気・だるさ・前胸部の上の絞扼感)

③値段が高い

などです。

この新しい薬は以前のトリプタンより、すごく効果が高いわけではありません。
むしろ副作用が少ないのが一番の売りになります。

効果はあるけど副作用で使えないという患者さんがいるのも事実で、こういう患者さんにとっては大変プラスになります。

つまり副作用で使えない薬が使えるようになるということです。

期待して下さい~!!

おそらく3-4月くらいには詳しいお話ができるのではないかと思います。


池田脳神経外科 092-589-0150
池田脳神経外科ホームページ http://www.ikedansc.jp/
池田脳神経外科フェイスブック https://www.facebook.com/ikedansc
You Tube(池田脳神経外科公式チャンネル) https://studio.youtube.com/.../UCvzun1zl.../videos/upload...

CGRP change

[[img(https://sick.blogmura.com/headache/img/headache88_31.gif)]]
[https://sick.blogmura.com/headache/ranking.html にほんブログ村 病気ブログ 頭痛・片頭痛へ(文字をクリック)]
ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

本日は新しい医学論文のお話です。

エムガルティ・アイモビーグ・アジョビ(発売順)を抗CGRP製剤と呼びますが、当院でも3剤併せて40人を越える患者さんに使っておりますが、確かに今までに経験しなかった効果を感じております。

月に7-8回トリプタン製剤を内服していた人が、1回も内服しない月が4ヶ月連続続いたとか、私も本当に嬉しくなります。

また、一方では十分な効果がでない人がいるのも確かです。

そんな論文がでました。
具体的には、アイモビーグを3ヶ月使用して3割以上、頭痛が減らなかった患者さんに他剤(エムガルティもしくはアジョビ)を使ったら、どうなるか?という大変興味深い論文です。

結果)
①アイモビーグからエムガルティまたはアジョビへの切り替え3ヵ月後における30%以上の治療反応率は32%であった。


②50
%以上の治療反応率が得られた患者は12%であった。


③1
ヵ月当たりの片頭痛日数は、ベースラインと比較し、3ヵ月後に減少が認められた
20.8±7.1日/月→17.8±9.1日/月)。

③層別分析では、毎日頭痛がおこる患者では治療反応が認められなかったが、毎日はおこらない頭痛患者における30%以上の治療反応率は50%であった。


結論)アイモビーグ治療で効果不十分または継続しがたい副作用が認められた場合は、他の抗CGRP抗体製剤(エムガルティ・アジョビ)への切替えが恩恵をもたらす可能性がある。
 特に頭痛頻度が毎日ではない患者において、有望な治療オプションとなりうるであろうとしている。

ここで間違って欲しくないのは、アイモビーグはエムガルティやアジョビより効果が劣るというものではありません。世界的にはアイモビーグが一番先に発売されていますので、このよう試験が行われたと推測しています。

日本ではエムガルティが一番最初に発売されたので、エムガルティで効果がない場合にアイモビーグやアジョビにchangeした結果、こういう結果になったという発表が来年あたりでてくる可能性が高いのではと考えています。

ですので、折角高価な治療薬を使っても十分な結果がでなくても心配しなくていい。他剤に変えてみればいいのだということになります。

↑このページのトップヘ